アドアストラ田島です。
ちょっと前になりますが、Tokyo Big Sightでの展示会参加と同じ7月終わりのお仕事でした。
7/28~7/31、FloridaのOrlandoで開催されたAHFE(人間工学の学会)にクライアント様に通訳として同行。
質疑応答や現場の急な場面に対応するという臨機応変さが求められる現場でしたが(ドキドキしっ放しでした)、
この仕事は現場で鍛えられる!といういつもの信念で最後までやり通すことができました。
7/28に日本を出たものの、太平洋を跨ぐため、ついたのは現地時間の29日。24時間かけて現地に行き、24時間滞在。さらに24時間かけて日本に帰ってくるという修行も乗り越え、壁を一つ超えたような気持ちになりました。これも経験。
現地で生まれたコンタクトをクライアントの将来につなげることもサポート業の一つ。どんな展開になるか楽しみです。
今までいろんな出張に行きましたが、(当たり前ですが)同じことは起きません。毎回が本番のようなもの。不測の事態を楽しむというのも海外サポート業の醍醐味かもしれません。緊張ってバネになると再確認しました。
アドアストラではこのような学会での同行出張も承っています。今まで、ただ通訳としてだけ雇われたケースはなく、海外進出のサポートの一環としての同行という形を取ってきています。主なサポート形式は、まず、クライアントが海外に打ち出したい製品等の機能を初めとした様々な内容を、その会社の社員になった気持ちで習得。その知識は、通訳や翻訳業務に携わる時のバックグラウンドとして役立ちます。その知識を踏まえた上で、通常任されているメールのやり取りや(内容は、その都度クライアントに確認を入れます)書類の作成を行います。その延長線上にあるのが同行出張。製品に対する知識だけでなく、その製品にかけるクライアントの思いまでを理解していることが、現場での自分の対応の基礎となり、現地でお会いする方々とのコミュニケーションに役立っていることは間違いありません。『ただの翻訳(通訳)会社じゃない』弊社のキャッチフレーズはこのような考え方から生まれたものです。